私たちは、しばしば、『「何を言うか」よりも「誰が言うか」が大事!』という場面に遭遇します。
この「誰」とは、どのような人を指すでしょうか。例えば絶対権力者や、たとえば応援したい相手を指すかもしれません。しかし、こと仕事の場に焦点を当ててみれば、「職場の応援したい人か、関わりたくない人か、それとも・・・?」といったことが多いのではないでしょうか。
「人は自分を理解してくれる人を信頼する」と言われています。心理的安全性の重要性がさけばれているなか、組織として成果にコミットした改善行動を行うためには、「より質の高い相互理解」を再構築することが重要です。
しかしながら、我々一人一人は無意識下で、「相手に対して、自分の望む態度をとって欲しい」と期待をしています。そして、その期待に対して、相手が実現してくれたか、期待外れの行動をしたか、結果を学習することで、相手との関係を「思い込んで→認知する」ことになります。ここでボタンの掛け違いが起こると、反発し合い、相互理解を低位固定で定めてしまうことになります。これでは心理的安全性は育ちません。
「なぜ?自分は『こう』なのか?」「なぜ?あの人は『ああ』なのか?」
この二つの言葉は、自己理解と他者受容に結びついていて、人間関係の不満に関する永遠のテーマです。組織内で、この壁をいかに崩し、適切な意思疎通ができるかどうかで、仕事の課題の解決スピードは飛躍的に向上します。
リソーシズでは、「性格タイプ論」をベースとして、組織に属する方々の性格タイプを診断し、個々の価値観が異なることを組織内で共有します。そこから、相互理解/信頼関係を育てるための意思疎通ワークを実施し、企業で継続的にコミュニケーションが向上する相互理解を育てる体制づくりをお手伝いしています。