パートタイムの募集については、地域の求人媒体やネットで募集をするケースが多いと思います。
たとえば、地域の求人媒体で、時給を850円⇒900円に上げたところ、
同じメディアで2週間応募がなかったものが、1週間で5件程度の応募が出るようなケースもあります。
(2週間の掲載であれば、50,000円~100,000円程度の広告予算というところでしょうか。)
求職者がハローワークやネットの求人情報を検索する際には、自分が設定する給与水準よりも高い求人しか目に入りにくいものです。
(そしてさらに、こだわり条件などで絞り込みを行っていきますので、やはりほかの条件も重要ですが)
また、条件検索で「いくら以上の時給の求人」と絞り込み検索をかけることも多いので、そうするとお金を払っていても求職者の目に自社の求人が触れないことになります。
これではせっかくお金をかけて求人広告を出しても、何をやっているかわかりません。
「他の同種の求人でおなじ金額で募集をしているから」という理由で時給を設定すると、
「その他大勢」として自分で自分を塗りつぶしてしまうことになります。
ましてや、その条件を設定している他社と自社では、いろいろな条件が異なります。
まずはきちんと「求職者に応募される条件か、スルーされる条件かどうか」を考えて時給を設定しましょう。
今日のメモ「時給50円の差が、1週間50,000円の広告費を生かすか殺すか決めるとしたら???」でした。